【株初心者のよくある疑問を解決】配当金は、どうやったらもらえるのか?いつもらえるのか?

2023.6.25

不労所得の代表格である配当金。ではその配当金は、どうやったらもらえるのでしょうか?また、いつもらえるのでしょうか?

本記事では、「株の配当金はどうやったらもらえるのか?」また、「いつもらえるのか?」について、説明してまいります。

 

配当金とは?

そもそも配当金とは何でしょうか?

配当金という言葉は、「配当」+「金」に分解できますので、まず、「配当」について、みていきたいと思います。

「配当」をウィキペディアで調べてみると、以下のような説明がなされています。

企業における配当とは、企業が経営活動の結果として獲得した利益を出資者あるいは株主に分配することをいう。

出典:配当 – Wikipedia

したがって、配当金とは、企業が経営活動の結果として獲得した利益を出資者あるいは株主に分配したお金ということになります。

 

株の配当金は、どうやったらもらえるのか?

では、株の配当金はどうやったらもらえるのでしょうか?

「そんなもの株を買ったらいいだけでしょ?」なんて声が聞こえてきそうですが、それでは、半分正解で半分不正解です。

配当金は、権利確定日(多くの場合、当該銘柄の決算日と同一です)時点で株主名簿に記載されている株主に対して支払われます。

株主名簿に記載されるには当該銘柄を購入すればいいのですが、購入してすぐに株主名簿に記載されるのではなく、2営業日の日数がかかります。

この株主名簿に記載される2営業日の日数を考慮した売買日のことを、権利付最終売買日といいます。

したがって、権利付最終売買日までに当該銘柄の購入を完了しておけば(保有しておけば)、配当金をもらう権利が確定するということです。

例えば、仮に、配当金をもらえる権利確定日(多くの場合は決算日)が、3月31日(金)の銘柄があったとします。この場合に配当金をもらうには、3月29日(水)の取引終了時点までに、当該銘柄を購入して、そのまま保有しておけばいいということになります。

逆に言いますと、3月29日(水)取引終了時点で当該銘柄を購入(保有)していれば、3月30日(木)の権利落ち日に、当該銘柄を売却しても、当該決算期の配当金をもらうことができます。

 

株の配当金は、いつもらえるのか?

前項で、権利確定日時点で当該銘柄を保有していれば配当金をもらえると書きましたが、当然ながら、すぐにもらえるわけではありません。あくまでも、配当金をもらえる権利が確定したにすぎないからです。

では、実際に株の配当金をいつもらえるのでしょうか?

実際に配当金をもらえる時期は、決算日から2~3ケ月後です。例えば、3月31日が決算日の場合、そこから、2~3ケ月後ですので、5月下旬頃~6月末頃までには、配当金がもらえます。具体的にいつもらえるかは企業によって、異なりますので、その企業の決算短信等を確認すれば分かります。

 

配当金の受け取り方法は?

配当金の受け取り方法は、以下の方式があります。

  • 株式数比例配分方式
  • 登録配当金受領口座方式
  • 配当金受領証方式
  • 個別銘柄指定方式

 

株式数比例配分方式

保管振替機構(ほふり)の株主情報を利用して証券口座で受領する方法

 

登録配当金受領口座方式

すべての配当金を一つの金融機関の口座で受領する方法

 

配当金受領証方式

郵便局等の窓口で配当金領収証等との引換えにより受領する方法(ゆうちょ銀行や郵便局に出向く必要があります。)

 

個別銘柄指定方式

発行会社に対し振替株式等の銘柄ごとに口座振込指定をし、指定した金融機関で受領する方法

 

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