最適な投資法は自分の状況と目標と性格を加味して決めるのが理想です
2024年2月25日
本記事では、多くの株初心者が迷うであろう自分に合った投資法とはどういうものなのかについて、説明していきたいと思います。
投資とは？
「金融における投資」はWikipediaでは以下のように説明されています。
金融における投資は、金融資本を経済・経営活動を通じてリスクのある投資対象に投下すること。
（出典）投資-Wikipedia
株式投資の場合は、「リスクのある投資対象」というのが「株式」ということになります。
最適な投資法は自分の状況と目標と性格を加味して決めるのが理想です
世の中には、非常にたくさんの投資法が存在します。
そして、どの投資法もそれを使っている投資家は、自分の投資法が一番だと思っています。
では、私たちにとって、最適な投資法とは、どのような投資法なのでしょうか。
結論から申し上げますと、その答えは、「自分に合った投資法」ということができると私は考えています。
つまり、「自分の（今の）状況に合った投資法」であり、「自分の目標に合った投資法」であり、「自分の性格に合った投資法」ということができるでしょう。
実は、これらは、考えてみれば、どれも当たり前のことだと言えますが、普段はあまり意識することが少ないこととも言えます。
しかしながら、これらが合っていないことが、多くの人が株式投資で儲けることができていない要因の一つであると私は考えています。
自分の（今の）状況に合った投資法
まず、「自分の（今の）状況に合った投資法」ということについて、考えてみたいと思います。
自分の（今の）状況と言った場合に考えられる要素としては、以下のようなものがあります。
- 自分が投資に充てられる時間
- 自分が投資に充てられる資金
- 自分が修得している投資に関する知識
1つ目の「自分が投資に充てられる時間」は、1日のうち、どの時間帯にどれぐらいの時間を投資に充てられるかということです。
例えば、デイトレードをやりたいと思っても、日中は会社員としてオフィスで業務を行っているのであれば、デイトレードは行えませんよね。
なので、1日のうち、どの時間帯にどのぐらいの時間を投資（に関するタスク）に充てられるかというのがポイントとなってきます。
2つ目の「自分が投資に充てられる資金」は、投資資金として、いくら用意できるかということです。
分かりやすいところでいうと、信用取引を活用したスイングトレードをしたいと考えていても、投資資金として、5万円しか用意できなければ、信用取引は行えません。
なので、投資資金として、いくら用意できるかというのがポイントとなってきます。
言うもでもなく、投資は余裕資金で行うのが大原則です。
心に余裕がなければ、勝てるものも勝てません。
3つ目の「自分が修得している投資に関する知識」は、多くの人が意外と考慮していない項目かもしれません。
というか、ほとんど知識を修得しないまま、投資を行っている人も一定数以上おられるかもしれません。
「バイ・アンド・ホールド」と「スイングトレード」と「デイトレード」では、それぞれ投資に必要な知識がお異なります。（共通の部分ももちろんありますが…）
なので、自分の状況（知識の有る無し）によって、合う合わないというのがあるというのは、ご理解いただけることだと思います。
自分の目標に合った投資法
次に、「自分の目標に合った投資法」について、考えてみたいと思います。
多くの人は、投資を行う際に、ある程度の目標を立てているのではないでしょうか。
例えば、「A：1年後に1000万円の金融資産を築きたい」とか、「B：毎月、5万円儲けたい」といった具合です。
ここで、Aの場合と、Bの場合では、基本的には投資法が異なります。
もちろん、前項の「自分が投資に充てられる資金」によっても、投資法は異なります。
例えば、「自分が投資に充てられる資金」が500万円だったと仮定します。
どちらの場合も500万円をまるまる投資すると仮定すると、Aの場合は、1年で資金を倍にする必要があり、Bの場合は、毎月投資資金の1%分の利益を得る必要があります。
例えば、Aの場合は、グロース株投資を行って、1年で株価が2倍になりそうな銘柄に投資するという方法がありますし、Bの場合は、スイングトレードを用いて、毎月、1%以上の利益を確定するという方法があります。
実際には、リスクを考慮した上で、投資法も選択する必要がありますので、もっと綿密に投資戦略を立てる必要がありますが、いずれにしても自分の目標に合った投資法を選択する必要があるでしょう。
自分の性格に合った投資法
最後に、「自分の性格に合った投資法」について、考えてみたいと思います。
こちらに関しても、多くの人はあまり意識していないかもしれません。
しかしながら、株式投資で儲けるためには、実は最も重要な要素なのではないかと私は考えています。
例えば、じっくり待てない性格の人が「長期投資」を選択したとしても、株価が一時的に大きく下げたとしたら、そのまま保有していることはできないかもしれません。
そうすると、その株価が一時的に大きく下げた時に、損切りしてしまって、その後、株価が大きく上昇した時に悔しい思いをすることになったりするわけです。（もちろん、その逆もあったりしますが…）
まとめ
最適な投資法は以下の3つをトータルで加味して決めるのが理想です。
- 自分の（今の）状況に合った投資法
- 自分の目標に合った投資法
- 自分の性格に合った投資法
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