最終更新日:2025年1月11日
本記事では、日経平均株価に採用されている企業の高配当株利回りランキングをご紹介していきます。それでは、さっそく見ていきましょう。
- 日経平均株価とは、日本の株式市場を代表する225社を日本経済新聞社が選定して算出している株価
- 日経平均株価(日経225)構成銘柄の高配当株利回りランキングを紹介
- 年間1株配の会社予想数字を公表している企業が対象
日経平均株価(日経225)構成銘柄 高配当株利回りランキング 2025/1/10現在
年間予想配当金額を公表している日経平均株価採用銘柄の内、配当利回りが高い順に1位から10位までランキングしました。
順位 | code | 銘柄名 | 配当利回り | 年間1株配 | 1/10終値 |
1位 | 5406 | 神戸製鋼所 | 5.80% | 90円 | 1,552.5円 |
2位 | 5411 | JFEホールディングス | 5.76% | 100円 | 1,735円 |
3位 | 9104 | 商船三井 | 5.65% | 300円 | 5,309円 |
4位 | 7261 | マツダ | 5.33% | 55円 | 1,032円 |
5位 | 5401 | 日本製鉄 | 5.26% | 160円 | 3,043円 |
6位 | 9101 | 日本郵船 | 5.23% | 260円 | 4,973円 |
7位 | 6305 | 日立建機 | 5.15% | 175円 | 3,401円 |
8位 | 6471 | 日本精工 | 5.11% | 34円 | 665.1円 |
9位 | 7762 | シチズン時計 | 4.98% | 45円 | 904円 |
10位 | 2914 | JT | 4.92% | 194円 | 3,945円 |
※年間1株配は各決算期の会社予想数字です。
ランキング1位の神戸製鋼所(5406)、同2位のJFEホールディングス(5411)、同5位の日本製鉄(5401)は、共に鉄鋼業の会社です。
同3位の商船三井(9104)、同6位の日本郵船(9101)は、共に海運業の会社です。
高配当株投資の注意事項
すごく当たり前の話しですが、高配当株は高い配当利回りが得られるから高配当株なわけです。
ただ、残念なことに、当初は高い配当を予想しておきながら、いきなり未定もしくは無配になるような銘柄も散見されます。
最近の例ですと、日産自動車(7201)です。
当初、年間配当金は25円(中間配当および期末配当の配分は未定)の予想でしたが、中間決算発表時(2024年11月7日)に未定に変更しています。(中間配当は無配、期末配当は未定。)
期末配当は未定ですので、今後の業績次第では配当がある可能性もありますが、業績予想も下方修正していますので、どうなるかは非常に不透明な状況です。
なので、高配当株に投資する際は以下の点にも注意する必要があります。
- 配当方針
- 業績
配当方針
多くの企業では配当方針を公表しています。
例えば、神戸製鋼所の場合は、ニュースリリースの中で、以下のような株主還元方針を公表しています。
株主還元方針
継続的かつ安定的に実施していくことを基本としつつ、当社の財政状態、先行きの資金需要、各期の業績及び配当性向等を総合的に勘案して決定いたします。配当性向については、2023年度に引き上げた目安の30%程度を継続いたします。
業績
ほとんどの企業においては、配当は業績に連動しています。
先の神戸製鋼所の例でも、配当性向については、30%程度を目安としています。
この場合、当期利益の30%程度を配当として支払うということです。
つまり、当期利益が当初の予想通りなら、会社予想通りの配当が行われる可能性が高いということになります。
逆に、当期利益が当初の予想を下回れば、減配(無配)の可能性もあるということです。
なので、やはり業績は高配当株投資を行う上でもマメにチェックしておく必要があるでしょう。
増配・減配発表のタイミング
増配や減配を発表するタイミングとして多いのが、年に4回ある四半期決算発表時です。
中間期もしくは通期の業績予想の修正と合わせて、発表されるケースが多いです。
高配当株投資に限ったことではありませんが、自分の保有銘柄の四半期決算発表スケジュールは予め押さえておき、業績のチェック含めて行う必要があるでしょう。
また、決算発表時期に限らず、適時開示の義務により、業績予想の上方修正や下方修正を行う必要が生じた場合に、あわせて、増配や減配を発表される場合も多いです。
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